ステンドグラス制作者の「ぎやまん草子(その3)」 「スイング・メン」

ジャズマンをモデルにした4枚ひと組の大作ステンドグラス、「スイング・メン」を紹介させて頂きます。
元々の着想は、一つのことに真剣に取組んでいる人々のもつオーラを、ステンドグラスの輝きを利用して表現したい、という大胆なものでした。「真剣」といってまず思いついたのがジャズマンです。実は、私は特別ジャズが好きという訳ではなく、むしろあまり聴かない方かもしれません。ただ小学校からの友人にジャズマニアがいて、彼はジャズを聴くためにオーディオ機器を自作するほどなんですが、ビル・エバンスやトミー・フラナガン、MJQなんかをよくカセットにダビングしてくれたんです。私は昔、神経症気味の頃がありまして、このカセットに癒されたものです。
まあ、私のジャズ歴はいい加減なものですが、しかし、視覚的には大変気になる存在です。まず、格好イイ。ミュージシャンと言われる人種の中で、バイオリニストの次に絵になる人達です(ちなみに私は、へぼバイオリン歴5年です)。ジャズと言われて頭に浮かぶのは曲ではなくて、あの演奏風景です。それも、ビッグバンドではなく人数の少ないトリオやカルテット。ということで、図書館に行きスイング・ジャーナル誌を全部借りてきて、デザインに取り掛かりました。この専門誌、写真が実に良い。黒人のベース奏者やサックス奏者なんか、見ているだけでうっとりしてきます。今回は4楽器に絞り、実在の達人をモチーフにしてデザインしました。誰が誰だかわかりますか。勿論写真のまんまに制作したものはありません。私流にスイング・スイングでデフォルメしました。

ステンドグラスパネル「スイング・メン」

ステンドグラスパネル「スイング・メン」


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