最近、家業であるステンドグラスの仕事に少しずつ復帰。ガラスを見ていると以前から抱いていた夢、ステンドグラスへの興味を持ちはじめた頃の状況などをしばしば思い出します。
ステンドグラス職人への憧れ。そういえば・・20代、ステンドグラスを始めて見て、感動したのがフランス旅行の時だったな・・フランス人のガラス芸術家エミールガレに憧れ、彼の生まれ故郷に触れたいと思い、ナンシー市に留学したな・・などなど色々な事を思い出し、考える事が増えてきました。
少しずつですが、仕事を始めました。
ステンドグラス、というと大多数の方は、教会にある宗教的なステンドを思い浮かべるでしょう。
教会のステンドグラスでも現代は様々なデザインの作品があり、前衛的なものも多いです。
こちらは、私が(主人もですが・・)ステンドグラスを勉強していたフランスの街、モンタルジー市にある教会のステンドです。珍しいデザインですよね、日本を主題にした作品です。
こちらもモンタルジーの教会のステンド。歴史上有名なジャンヌダルクを主題にした作品。
モンタルジーの教会の内部。
こちらは、ナント市の教会のステンド。絵ではなく、四角の組み合わせです。
こちらは、フュージングという技法を用いた作品。フランスのレンヌ市にあるステンドグラス工房に見学に行った際に撮った写真。この工房の作家でもあり経営者でもあり4人のお子様の父でもあるヘルムボルド氏の作品。
写真中央の男性がヘルムボルド氏。将来のステンド作家を育てる教育者でもある彼は、たしか20名くらいの弟子を抱えていました。その中には、日本人の男性もいました。とてもお茶目でお話好き、少年のような心をもった素敵な方でした。
また、新たな気持ちでステンドの仕事に励んでいきたいです。
素敵なお話しですね!
私も、遅ればせながら 今夢中になっています。
もっと早く出合っていたら~と、思ったりしますが…でも、今 幸せです。ステンドグラスに出会えた事に~そして
先生に 出会えた事に本当に感謝しています。
これからも、末永くよろしくお願いします。
そして、陰ながら応援してます。
けいこさま、コメントありがとうございます。
こちらこそ、いつもお気遣い頂き、助けて頂き、感謝しております。
ステンド職人になりたいと思い、早十数年。私は挫折と挑戦の繰り返しです(悲)。根性の無さがこの結果に繋がるのです、ダメですね。
ガラスは本当に綺麗です。留学中、辛くなると教会に行きステンドを見ていました。なぜか教会の中は気持ちが落ち着きましたので・・。
主人には育児やその他の事では、文句など言いたいことが山ほどやります。・・が、ステンド作家で経営者でもある彼は私にとっては良き先輩です。この件に関しては、全く文句は言えません。