
三角のガラスを組み合わせて作ります。

焼成して出来上がり。危険に感じるガラスの小物ですが、フュージング技法で尖ったところをなくすように溶かしましたので、小さいお子様が手に取って遊んでも安心です。

ライトをあてると綺麗です。
今年も素敵なクリスマスを迎えられますように・・

にほんブログ村良ければクリックお願いします。
今月3日から、主人のステンドグラス作品の個展が始まりました。
詳しくはこちらをご覧下さい。http://www.tappu.com/exn/exn.html
初日から沢山の方々が来てくださいました。 ご興味のある方、ステンドグラスの経験者の方、どんな方でも楽しめると思いますので、是非この機会に足をお運びくださいませ。
1階フロアの様子。
作品の原画になっている水墨画も展示しています。
こちらは、モチーフのデッサンです。
最近、家業であるステンドグラスの仕事に少しずつ復帰。ガラスを見ていると以前から抱いていた夢、ステンドグラスへの興味を持ちはじめた頃の状況などをしばしば思い出します。
ステンドグラス職人への憧れ。そういえば・・20代、ステンドグラスを始めて見て、感動したのがフランス旅行の時だったな・・フランス人のガラス芸術家エミールガレに憧れ、彼の生まれ故郷に触れたいと思い、ナンシー市に留学したな・・などなど色々な事を思い出し、考える事が増えてきました。
少しずつですが、仕事を始めました。
ステンドグラス、というと大多数の方は、教会にある宗教的なステンドを思い浮かべるでしょう。
教会のステンドグラスでも現代は様々なデザインの作品があり、前衛的なものも多いです。
こちらは、私が(主人もですが・・)ステンドグラスを勉強していたフランスの街、モンタルジー市にある教会のステンドです。珍しいデザインですよね、日本を主題にした作品です。
こちらもモンタルジーの教会のステンド。歴史上有名なジャンヌダルクを主題にした作品。
モンタルジーの教会の内部。
こちらは、ナント市の教会のステンド。絵ではなく、四角の組み合わせです。
こちらは、フュージングという技法を用いた作品。フランスのレンヌ市にあるステンドグラス工房に見学に行った際に撮った写真。この工房の作家でもあり経営者でもあり4人のお子様の父でもあるヘルムボルド氏の作品。
写真中央の男性がヘルムボルド氏。将来のステンド作家を育てる教育者でもある彼は、たしか20名くらいの弟子を抱えていました。その中には、日本人の男性もいました。とてもお茶目でお話好き、少年のような心をもった素敵な方でした。
また、新たな気持ちでステンドの仕事に励んでいきたいです。
家業のガラスの作品です。これは、ステンドグラスではなくて、フュージング画といいます。窓に立て掛けたり、写真のように飾ったりしても楽しいですね。
インテリアと言えば、フランス人は家の中を改装しなんでも手作りするのが大好きなようです。もちろん、ステンドグラスなどガラスが生活に溶け込んでいます。家の中はそれはそれは個性的です。趣味が大工仕事だという人も多く、週末になるとせっせと木材を買い、自分の好みの家具などを作っていました。家を手作りする人もいます。日本のように頻繁には地震がなく、あっても被害はとても少ないようですから耐震構造の家にしなくては・・などの心配はないのでしょう。
よくフランス人は『日本には地震があり危険だから住みたくない』などという人々がいるようですが、隣国には日本のような火山と地震があるイタリアがあるし、犯罪率はフランスの方がずっと高いですよね。それに日本人には礼儀も思いやりもあります。『顔で笑って心で泣いて』なーんて器用な事が出来るんです。現世が日本人でよかったぁ・・と思います。
でもでも日本の事をとやかく言われるのは不愉快ですが、やっぱりフランスという国も優しいフランス人(限定)も大好きです。住めば都です。話がガラスから脱線しました。すみません。