材料の基本

水墨画の道具・材料一式
水墨画の道具・材料一式

材料・道具は教室で貸し出しを行っておりますので、手ぶらでお越しいただいて結構です。もちろんご自身の道具・材料をお持ちいただいても結構です。ほとんどが書道用具と共通ですので、学生時代の道具があればそれを用いることができます。100均などで手に入る安価なものも利用できますし、一部当工房でも販売しています。

【紙】
紙(画仙紙)は絵の出来を左右する最も重要な材料ですが「これでなければならない」というものはなく、個人の好みで選んでいただけます。初心者には「梅」という画仙紙を推奨します。大きさは、半紙の大きさか、それより少し大きなF-6サイズ(41cmx32cm)が便利です。大作を作るときは、半切という長い紙を好みの大きさに切って使います。

【墨と硯、絵の具】
墨は少し青みがかった青墨です。墨汁は粘り気が強すぎるので用いません。ですので、硯(すずり)も必要です。絵の具は顔彩(固形)ではなくチューブタイプの透明水彩絵(ホルベインを推奨)を用います。絵の具の色数は12色(濃赤、朱赤、桃、橙、黄、赤紫、青紫、青、緑、黄緑、茶、白)ほどあると便利です。

【筆】
筆は書道用の筆で、太筆、中筆、小筆(細筆)、面相筆(極細筆)の4種類を用います。絵の具と墨とで筆を使い分けると便利ですので、中筆と小筆は2本ずつあると便利です。

【その他】
乾いた布巾は必須で、手ぬぐいや古いハンカチなどを用います。小皿は、中墨用と絵の具用の最低2個は必要です。白く浅いお皿でしたらなんでも結構です。水入れ(筆洗い用)は、墨用と絵の具用の2個あると便利です。下敷きは、書道用では小さいです。大き目のフェルトが便利です。文鎮は書道用で結構です。あと、忘れがちなものが筆置きです。筆数が多いので、数個の箸置きで代用しても結構です。

達風流彩墨画に使う材料についてYouTube動画でも説明しています。

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