上品な和菓子 上用饅頭 

JUGEMテーマ:食生活
ステンドグラスの合間に、和菓子作り。
 『上用饅頭 じょうようまんじゅう』です。お祝い事に紅白饅頭として用いられる和菓子だそうです。
 すりおろした山芋と米粉と砂糖を練り上げ、餡子を包んで蒸したお菓子。饅頭の皮がしっとりしていて口当たりの良い上品な饅頭です。
 上用粉という粉を富沢商店で見つけ購入しました。富沢商店は豊富なお菓子の材料をインターネット、店舗、カタログで販売しています。http://www.tomizawa.co.jp/  


上用粉が手に入らない場合は、上新粉で代用できます。上用粉は上新粉をより細かく製粉したものでどちらも同じうるち米から出来ています。

山芋は、水分が少なく粘りの強いものがいいと思います。何度か作りましたが、なかなか上手に餡子を包めませんし、長い時間触っていると手が痒くなってきます。
 本来は薯蕷饅頭と書く。「薯蕷」(じょうよ)とは山の芋(つくね芋/大和芋)のことで、自然薯(じねんじょ)とも呼ぶ芋。この山の芋をきめの細かくすりおろし、砂糖と上用粉を加えた生地であんを包み蒸しあげたものが薯蕷饅頭。独特のやわらかさと白さがある生地で、シンプルで上品な和菓子。上用粉とは、精白したうるち米を水に浸けた後、粉砕して乾燥させた米粉のこと。米粉は新粉(しんこ)とも呼ばれ、粒子の粗いのが並新粉、細かいのが上新粉、特に細かいのが上用粉と分類される。
 昔、和菓子は一般庶民には口にできない高価なもので、貴族など位が上の者しか食べることが出来ませんでした。そのため上に用いる饅頭ということで上用饅頭とつけられたのが由来。薯蕷饅頭は、殿様に献上する和菓子として用いられた歴史ある上品な和菓子の代表。今ではお祝い事には欠かせない和菓子で、入学式や運動会などでも配られる。(ウェディング用語辞典より)
 もう少し上手に丸めないと殿様には献上できませんね・・頑張ります。
 とても美味しい饅頭でした。では、引き続きステンドグラスの作業へ

上品な和菓子 上用饅頭 ” への2件のコメント

  1. 和菓子美味しそうですね。
    昨日のNHK「あさいち」の"JAPA"なび 住んでみたい!!の番組で、東京・吉祥寺の幻のようかんの紹介がありました。店の名は
    ようかん「小ざさ」www.ozasa.co.jp/ です。商品は羊羹と最中の2種類。10時開店で朝の5時から並び、1人5本まで、300本限定で、あっと云う間に売り切れ。1本580円ですから、虎屋の羊羹に比べて格安です。究極の和菓子は羊羹とか。NHK女性アナも早朝5時から並び、仕入れて、出演者が至福の笑顔で食べていました。     Jiiji

  2. Jiiji さま、コメントありがとうございます。
    部屋が暑い為、オーブンを使わない和菓子を作りたくなりました。
    節電にもなり、バターを使わないのでヘルシーで健康的。これを機に和菓子のレパートリーを増やしていきたいです。
    「小ざさ」、私も以前にテレビで見たことがあります。一度は食べてみたい羊羹です。

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