野菜採り放題

 横浜の友人T氏ご一家が遊びに来てくれました。私のサラリーマン時代の同僚ですが、私も彼も脱サラしています。

達風農園で、終わりかけた冬野菜の採り放題大会です。

この時期、菜っ葉類は早くとらないと、どんどんトウが立って、食べられなくなってしまいます。緑の大きなポリ袋に入れて持って帰ってもらいました。でも、食べ盛りの子供たちだから、数日もたないかも...

茨城の自然の中で子供たちに喜んでもらって、良かったです。

これは制作中のパピエ・ド・ヴェール

バラの剪定

拙房の庭には、蔓バラ4種類と、木バラ2本が植えて有りますが、暖かかった昨日、蔓バラの剪定と誘引をしました。
下の写真は駐車場の脇にある看板用フェンスで、ポールズ・ヒマラヤン・ムスク(左)とモッコウバラ(右)が這わせてあります。北面の場所にもかかわらず、ポールズは昨年春、新苗を植えて、もうこの大きさです。今年の春には、八重桜に似たピンクの花が咲くはずです。ムスクの芳香も楽しみです。

南の壁には、フランソワ・ジュランビル(左)と、アイスバーグ(右)を這わせてあります。写真では目立ちませんが、壁には多数のワイヤーが張ってあって、バラの枝を止めています。
フランソワはピンク、アイスバーグは純白の花が咲きます。これまた、楽しみです。

また、侘助(椿の一品種)数本が、花盛りなので、少し切ってきました。

制作は、フュージング画で「彼岸花」の最中。季節外れですが、撮っておいた写真とスケッチを基にしています。
フュージング画...まだまだ研究中の技法です。生きているうちに、形になるかどうか。

サツマイモ堀り

 今日は待ちに待った達風農園のサツマイモ掘りの日です。サツマイモ掘りにはまだ少し早いですが、この場所に次に植える作物が控えているので、早めの収穫となりました。
 1畝19株の芋の出来は上々のはずです。まずはツルを取って...

 芋が全体的に大粒です。1個1kg以上あるような大玉が、1株から2~3個出てきます。

 ただ、12株のうちには、ほとんど芋の付いていないスカが3本ほど有りました。
 試掘りも含めた今シーズンの収量は38.5kgでした。

 この冬は、芋で生き延びます。

草花のフュージング画(パピエ・ド・ヴェール)制作

朝夕、秋らしくなってきましたね。達風農園では、早くもサツマイモの収穫が始まっています。芋のツルもしゃきしゃきして美味しいです。

注文の途絶えている今、自主制作で、フュージング画(パピエ・ド・ヴェール)に取り組んでいます。身近な草花をモチーフに連作をしたかったので、いい機会です。まずは、すでに墨画で原画を描いてあった2作品、「スグリ」と「クリスマスローズ」です。

絵付けしたガラスを焼成し、薄板ガラスを葉の形に切って仮止めして行きます。

トマトの雨よけ

 達風農園は、全体的には順調です。ナス、ピーマン、シシトウなどの収穫が始まっています。カボチャも実を沢山付けています。
 ただ、トマトだけは「疫病」で壊滅的な打撃を受けています。6本あった各種トマトが、多かれ少なかれ被害にあっています。原因は、低温と長雨です。トマトの疫病は、地面を流れる雨水から菌が葉に付き、伝染します。株の下のほうが、黒く病変しています。

 よその畑を見てみると、雨よけを施していないトマトは、疫病に罹かっているのが多いです。
 そこで、遅ればせながら、雨よけを設けることにしました。
トマト栽培では、雨による病気や実の尻割れを防ぐため、雨よけをするのが普通です。家庭菜園用に、ホームセンターで4千円ほどで売っています。ただ、これだと長さ180cm×設置高さ180cmと小さいし、高いです。そして何より、弱弱しくて頼りない。
 で、今回は自作することにしました。
 資材は、キュウリ支柱とビニールハウス資材を使うことにしました。ビニールハウス資材は、全てのパーツが規格化されており、パイプやジョイントパーツなどが自由な組み合わせで安く買えます。ビニールシートは、トンネル用です。ロープなども含めて、しめて3,500円。大きさは、長さ240cm×設置高さ210cmです。

 久しぶりに雨があがった今日、急いで組立てです。基本的に、ワンタッチで組み立てられます。


 そして、問題はどの株にシートをかけるかです。実は、トマトに関しては病気の伝染を避けるために、場所と時期をずらして2つのブロックに植えていました。また、先達ては発病を知って、3ブロック目に苗を3本追加で植えたのです。
 そこで、最も病気が進行しているが、最も丈が伸びている1ブロック目に設けるか、またはこのブロックは見捨てて、最も新しい3ブロック目に設けるかです。
 結論は1ブロック目にしました。病気は進行していますが、小さな実も多数付いているので、これを救うことにしました。

 病変した根に近い葉と実は泣く泣く切り落とし、丸裸です。
 これで、病気の進行が止まってくれれば嬉しいのですが。
 ・・・しかし、家庭菜園にどんだけ投資してんだよ。ってことですよね。寒冷紗のトンネルも2本あるし。
元を取るのに毎年使って、数年はかかりそうです。

 別の場所では、スイカの小さな実が出来始めました。

達風農園は芋ほりの季節

<6月12日>
 先週と今週、2回、東京からバルーンアーティストのIさんが、短期決戦でステンド講習にいらしていました。
 ところで、梅雨の晴れ間の今日、達風農園ではジャガイモ堀りの第1回目を行いました。今日掘ったのは、メークインの1畝で、株数は約20です。
 写真は掘る直前で、茂りに茂った葉で、畝の境目がわかりません。が、メークインとキタアカリの2本の畝があります(長さ6m)。

 掘り出したら、出るわ出るわ。大人の拳骨ほどの芋が、1株から10個ほど。30分で21kg収穫しました。


<6月13日>
 今日も良く晴れたので、芋ほり2回目です。今日は、キタアカリという品種を掘りました。キタアカリは丸くて、肉はやや黄色いです。
 作付けは1畝で株数約20です。

昨日のメークインよりやや少なく18.8kgの収穫でした。

 ご近所や知り合いにお裾分けしました。

園芸事情

 達風農園は、夏野菜の植え付けがほぼ終了しました。桃の節句の日に植えたジャガイモは、もう蕾が付く大きさに成長しました、追肥と中耕してあります。
 その他、ズッキーニやかぼちゃ、スイカ、ナス科一式、エンドウ、エダマメ、各種葉モノ等、全20種です。
 この後、1ヶ月遅れくらいで、ナス科をさらに植えて行きます。昨年秋に植えたブロッコリーはいまだに脇穂を出してくれて、毎日のように食卓に上っています。

 母屋では、つるバラを充実させる計画を進めています。数年後には、壁を全てバラで覆う予定です。その前段階として、今年2月には壁面を塗装しなおしました。バラが覆った後ではままなら無いですから。
 昨年冬に植えた、「アイスバーグ」の大苗(2年苗)は、順調に芽を出し、昨日から花を咲かせています。早速、スケッチをしました。写真の黄色い花は、根元を覆うビオラで、アイスバーグは、目立たないですが、上部に咲く白い花です。

 このほかにも、この春に新苗(1年苗)3種を植えました。「ピンクアイスバーグ」「フランソワ・ジュランビル」「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」です。早速、黒星病とうどん粉病の洗礼を受けて、3日おきに薬剤散布しています。バラは手が掛かるなあ、と実感しています。
 数年後に、壁が花で覆われるのが楽しみです。

食料確保も仕事のうち

 現在、ヒョウタンを題材にしたステンドを制作中です。施主様の趣味が、ヒョウタンを育てて、内部を処理して乾燥させ、紐などをつけて立派な飾り物(?)に仕立てることだからです。ここのところ、ヒョウタンの勉強です。
 下の写真は、墨画で原画を作成しているところです。

 さて、市内の友人から土地を借りて、畑を作ることにしました。自宅から車で数分のところです。畑仕事は実に中学生の時以来です(そのころ、実家に家庭菜園が有りました)。栽培のハウ・ツー本を買い込み、付け焼刃で畑を作りました。植えたのは、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、韮です。日が暮れてから、ようやく3畝完成しました。
 新鮮な野菜で健康増進すると同時に、年間10万円の食費削減を目指します。これからが、楽しみです。