ステンドグラス「山ぶどう」はガラスを研磨中

ガラスカットも最終段階、グレーのアンティークガラスを使って、葉や枝を作ります。今回は水墨画調のステンドグラスにするので、原画通りに、枝や葉はグレーです。3諧調濃さの異なるグレーで、調子付けをします。

グレーのガラスで、葉や枝を作ります

グレーのガラスで、葉や枝を作ります

カットが終わり、各ピースの切断面をルーターで研磨します。こうすることで、微妙な形状調整ができ、またこの後の工程で銅テープが付きやすくなります。

ステンドグラス専用のルーター(グラインダー)で断面を滑らかに研磨します

ステンドグラス専用のルーター(グラインダー)で断面を滑らかに研磨します

ぐるりと研磨したら、型紙の上にのせてガラスがはみ出していないかチェックします

ぐるりと研磨したら、型紙の上にのせてガラスがはみ出していないかチェックします

ガラスの周囲から、下に敷いた型紙が少し見えている程度が最適です

ガラスの周囲から、下に敷いた型紙が少し見えている程度が最適です

ブドウの実のピースもどんどん研磨していきます

ブドウの実のピースもどんどん研磨していきます

研磨し終わったピースは型紙と一緒にコンテナで管理します

研磨し終わったピースは型紙と一緒にコンテナで管理します

 

オーダーメイドステンドグラス「山ぶどう」はブドウのガラスカット

ガラスカットも後半に入っています。背景ガラスはクリアなのですが、2種類使っています。今カットしているのはフィブロイドガラスと言ってヘアラインの凹凸模様が入っています。今はなきウロボロス社の名品で、当工房のストックもあとわずかです。

貴重なウロボロス社のフィブロイドガラス

このヘアライン模様を水平にそろえると、作品全体の安定感が増す気がします。

ヘアライン模様の向きが水平になるように型紙を配置します

ヘアライン模様の向きが水平になるように型紙を配置します

同時に紫のブドウの実もカットしています。青紫(ヴァイオレット)と赤紫(パープル)の2色で、ランバーツ社とフィッシャー社のアンティークガラスです。フィッシャーも今はない会社です。

ランバーツ社のアンティークガラスでブドウの実を作ります

ランバーツ社のアンティークガラスでブドウの実を作ります(ヴァイオレット)

フィッシャー社のパープルの美しいアンティークガラス

ちなみにアンティークガラスとは、アンティークな製法(職人による宙吹き)によって作られた新品です。

ライトボックスの上でカット中