フュージング画「月虹」の制作は終盤

大型の無鉛ステンドグラス(フュージング画)「月虹」は制作も終盤です。夜空の暗いブルーの絵付けをしています。

夜空の部分にオパールセント黒のパウダーを撒きます

黒いガラスは光を通さないので、掛け過ぎや掛けむらが禁物です。このガラスパウダーを茶こしで夜空にまんべんなく掛けます。

焼成後、暗い夜空ができました

焼成後、暗い夜空ができました

空が暗くなると、相対的に虹がビビッドになります。海も少し明るすぎです。改良を加えましょう。

オーダーメイドフュージング画「月虹」制作開始

フュージング画(無鉛ステンドグラス)「月虹」の制作を開始しました。サイズは、窯の最大サイズである82cmx47cmです。月虹は月の光でできる淡い虹のことですが、今回はこの自然現象を絵にしたのではなく、虹と満月を同一画面に配した創作風景です。

フュージング画「月虹」の制作初期段階
雲、満月、海の描きこみです

今回のご依頼では、満月と虹と海が必須ですので、まずそのへんからガラスパウダーで絵付けしていきました。

虹の部分は7色のガラスパウダーを使いました

虹の部分は7色のガラスパウダーを使いました
この写真は焼成直前です

きれいに虹ができました

きれいに虹ができました
ちょっと綺麗すぎますね

このあと、夜空の濃ブルーと、波に映る虹の色を描きこんでいく予定です