「雪山」は黒地に白の山並みを表現するのですが、その濃さで雪の深さと奥行きを表現します。ですので、白いパウダーを載せすぎて収拾がつかなくならないように、少なめに載せて焼成を繰り返します。
1回目の焼成前は、それでもたっぷりパウダーをかけたつもりでしたが、焼成してみると淡いです。黒地に少し白い面ができた程度です。
さて、ここからが難しいのですが、山の稜線にある複雑な線や濃淡を、マスクを駆使して描きこんでいきます。
パウダーの落とし方にメリハリをつけることで、モノクロの模様ができてきます。
このあと2回目の焼成です。