私のステンドグラスは、絵付けが極わずかか、まったくしません。
今回は、人馬のオパック処理と、人の部分に陰影を付けました。
オパック処理をすると、光が拡散し、そのピースがぐんと目立って見えます。
この後、人体にうっすら陰影を付けて、立体化します。
これで、ステイン(着色)されたガラス=stainedglass になりました。
さて、下の写真は何をしているところでしょう?
答えは、棘抜きです。指に刺さった極小さなガラス片を針で抜いています。数年前までは、目視でできたのですが、老眼が進行してきて、この顕微鏡を使っています。
押すと痛みはあれど、この日は棘は発見できませんでした。とげが刺さるのは、この職業の宿命です。