和風ステンドグラス「やまぶどう」の型紙を作っています

横60cm×縦120cmの大判のステンドグラスの制作を開始しました。ご注文主様は、マンションの屋内開口に取り付けられるそうです。建築デザインを担当しておられる埼玉の建築士さんも、このステンドグラスが合うように「しつらえ」を工夫して下さるようですので、そちらも楽しみです。

原画は例によって墨画で描きました。

原画は例によって墨画で描きました。(福田 筆)

山葡萄と言うと、実はもう少し青っぽいと思うのですが、墨画では紫で描きました。また、実の数も増やして、少し豊かな感じにしました。蔓物は、画面構成に自由度があり、また細かい蔓で動きを表現できるので、好きなモチーフです。

型紙は、この墨画をライトボックスの上で、方眼紙にトレースしながら描きました。

方眼紙に描かれた型紙(縮小版)

方眼紙に描かれた型紙(縮小版)

この縮小版型紙をコンビニに持って行き、拡大コピーして、実寸大型紙を作ります。

A3版のコピーを綺麗に貼りあわせて、60cm×120cmの型紙を作ります

A3版のコピー10枚を貼りあわせて、60cm×120cmの型紙を作ります

完成時に周囲を補強する真鍮枠の線を描きこめば、ひとまず完成です。

ガラスを切るときに、今度は各ピースに切り分けます。この作品は全550ピースです。

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