和風ステンドグラス「藤と山吹」は、型紙制作中です

先達て、墨画で描いた「藤と山吹」は、ステンドグラス用の型紙に変身する段階となっています。ライトボックスの上に墨画を置き、その上に方眼紙を置いて、透かしながらパターンを描きます。当然、墨画の輪郭をそのまま写し取っても、ガラスピースに切り分けられませんので、ある程度細部を修正していきます。また、ピース数を約800個にするように調整もします。

下の写真は出来上がったパターンです。

方眼紙に描かれたパターン。約1/2の縮小版です。

方眼紙に描かれたパターン。約1/2の縮小版です。

このパターンを拡大コピーして、実寸大型紙にします。A3のコピー10枚を貼りあわせて作ります。大きさは、横60cm×縦120cmです。

拡大コピーを貼りあわせて、実寸大型紙にします。

拡大コピーを貼りあわせて、実寸大型紙にします。2セット作りました。

型紙の1枚を、カッターナイフやハサミを使って、約800ピースに切り分けます。紙を切っている間はいいんですよね。次の段階は、これを硬いガラスでやるんですから。

型紙を切り刻んでいます。

型紙を切り刻んでいます。

この刻み海苔のような1ピース1ピースをガラスで作っていきます。

この刻み海苔のような1ピース1ピースが、次の工程でガラスになるんです。

型紙が出来たら、ガラスカットです。

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