今回使うステンドグラス用板ガラスの種類は12種類です。そのうち8種類は、問屋に発注しました。一応、弊房はカンバン方式を採っていまして、材料は受注ごとにジャスト・オン・タイムで必要量を仕入れます。でないと、工房が資材の在庫で満杯になってしまいます。
ステンドグラス制作のメイン工程は、このガラスカットと絵付けでしょう。数百ピースあるので、しばらくカットの日々が続きます。
ガラスが届きましたが、切るのがもったいないほどきれいです。
ガラスの色と、メーカー、品番は、デザイン段階で、頭の中で決めます。ですが、板ガラスの現物が届いたら、一応窓辺に並べて、バランスをチェックします。ガラスは品番が同じでも、厚さや色味にばらつきがあります。折角仕入れても、極端に暗いものは使いません。
フランスはサンゴバン社のアンティークガラス、その中でも特に高価なセレニウム・シリーズを使います。
ランバーツ社のアンティークガラスは、切りやすく、カラーバリエーションも豊富で大好きです。ちなみに、アンティークガラスとは、アンティーク(伝統的)な宙吹き技法で作った、真新しいステンドグラス用ガラスの事です。決して、古くはありません。
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