フュージング画「竹林」は絵付け段階です

フュージング画の最大の特徴は、絵付けです。

フュージングだけなら、ガラスだけで作り、世界中にたくさんの作家さんがいます。ですが、フュージング画となると、私はほとんどその存在を知りません。

さて、色付けに相当する工程は、すでにガラス板とガラスパウダーで済ませています。この上から、薄いグリザイユで輪郭や鳥の羽根などを描きこんでいきます。

まずは、雀の羽根です。和筆の腹を使って、1枚1枚没骨法(輪郭を描かない画法)で描いていきます。

没骨法で、雀の羽根を描いています

没骨法で、雀の羽根を描いています

雀を描き終わった時点で、625℃で焼成し、グリザイユを固定します。

次に、竹の輪郭や、雀の爪などの細部を描きこみます。

竹の輪郭を描く

竹の輪郭を描く

爪など、細部を描きこむ

爪など、細部を描きこむ

腹の綿毛なども細筆で丹念に描きこみ、770℃で焼成します。

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