ステンドグラス制作者の「ぎやまん草子(その4)」 「達人」

建築とステンドグラスを融合させてデザインした建築家に、フランク・ロイド・ライト(1867-1959)がいます。彼の作品は、直線を基調とする幾何学模様のステンドグラスと、アール・デコ調の建築意匠とが融合し、統一感の取れた空間芸術になっています。日本にも、旧帝国ホテルや自由学園明日館など、彼の作品が少数残っています。

当時の建築家の非凡な点は、インテリアの範疇であるランプや椅子、机までも、統一的にデザインした点で、彼のステンドグラスランプも今尚レプリカが作らているほど人気があります。

現代ステンドグラス制作者の中で、ライトを心の師と仰ぐ人は少なくないと思います。また、彼が手がけたようなスケールの大きな仕事に憧れを抱いている人も多い事でしょう。私もその一人です。

かつて、店舗内装とステンドグラスを統一デザインする仕事にめぐり合いました。ライトには遠く及びませんが、面白い仕事をさせて頂きました。「もりもりもん亭」というお好み焼き屋なのですが、正面・内装・調度・ステンドを全て「もり」のイメージで統一しました。場所は、千葉県は柏駅の近くでした。今はもうありませんが。

お好み焼き屋のステンドグラス

お好み焼き屋のステンドグラス

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