スランピング・フロアランプ制作中

ステンドグラス・フロアランプの第2弾として「ツワブキ」のランプを制作しています。前回同様、スランピング技法を使って、すっきりライトなデザインです。おまけに、グリーンほぼ一色のモノトーンです。

この制作方法の特徴は、スランピングとデザインを同時平行に行う「現物合わせ方式」です。ツワブキの葉のガラスを適当に切って、スランピングします。この曲げ終わったピースを、モールド表面の紙に写し取りながら、次のピースをデザインします。

スランピングしたピースをモールド上の紙に写し取る

モールド表面の紙への写し取り作業

この方法だと、ある程度即興性の面白みを味わえます。ただし、上部の蜘蛛の巣状の部分は、適当にやると誤差が累積して形にならないので、予めしっかり設計しておきます。

上部・蜘蛛の巣状の部分

上部・蜘蛛の巣状の部分

ガラスが切り終わり、テープを巻いて、いざ半田です。どうせ省力制作なので、ピースを糊で仮止めすることもなく、上からどんどん半田で止めていきます。

ランプシェードの半田作業

糊で仮止めせず、上部から点止め

完成した2種類のフロアランプ

完成した2種類のフロアランプ「葡萄」と「ツワブキ」

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※これらの作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

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