ステンドグラス「ワルキューレ」の制作 ステップ7:取り付けてきました

 3連1組の大作「ワルキューレ」は、長さが2m以上あり、運送会社が引き受けてはくれないので、自前で運びました。でも、本当の理由は、実際に取り付けられた姿をこの目で見たかったからです。

 出発当日。特性の木製コンテナをバンに取り付け、作品をそのコンテナに滑り込ませます。前日から、日本中は台風を思わせる大風で、作業は大変でした。コンテナと作品の総重量は70kgほどあるのですが、コンテナの下に敷いてあるウレタンが設計どおりに沈まず、コンテナが後部座席の底面に干渉してしまいました。急遽、後部座席の足に介モノを噛ませて、隙間を拡大しました。バンの後部座席は折りたたみ式で、ある程度融通が効きます。
 出発は、夜の11時、車は快調に首都高を走っています。
 東名 海老名SAで、小休止。ドライバー交代。
翌日のAM9時に、目的地の大阪に着きました。
 6日(金)AM9:30、注文主様の邸宅前です。3階の5連窓の中央3枚にワルキューレが入ります。また、右下の丸窓にも「ペガサス」という作品が入ります。
 早速、建築会社の監督さんと大工さんに手伝って頂き、搬入です。
 時間をかけて梱包した作品も、開梱はあっというまです。
 寸法の齟齬もなく、作品は窓枠に滑り込みました。ほっとする瞬間です。
 作品周囲に押縁を当て、ネジで固定します。
 「ワルキューレ」は、1時間ほどで着きました。
 間髪いれず、「ペガサス」の取り付けです。こちらはサイズが少し大きく、周囲の鉛線を鉋で削って調節し、額縁に押し込みました。
 心配していた輸送中の破損もなく、無事2作品が取り付けられました。
 取り付けに立ち会う機会は、私にとって貴重です。今回は、大作の取り付けに立ち会えた上に、いっぺんに数作品の取り付け後の姿を見る機会が得られて、本当に良かったです。
 実はこの邸宅には、他に3作品が納品・取り付け済みです。ご紹介します。
 H23年12月に納品した「REVUEⅡ」です。玄関ホールについていました。背後はガレージで、バックライトで照らし出す仕組みになっています。
 同様に12月に納品した「ひまわり」。
 和室には、H24年1月に納品したフュージング画の大作「枝垂桜」が入っていました。和室のしつらえがモダンですばらしく、作品と一体感をかもし出していました。
 大阪の注文主T様には、計5作品を作る機会をいただきました。課題も多く、頭も使いましたが、とても有意義なお仕事でした。ありがとうございました。

ステンドグラス「ワルキューレ」の制作 ステップ7:取り付けてきました” への2件のコメント

  1. いやー、作家冥利に尽きますね。
    そして、ものすごい宣伝効果も期待できそうですね。
    見ている僕も嬉しくて笑顔がでます。

  2. 癒しさん ありがとうございます。
    Blogと制作活動への応援、感謝しております。

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