フュージング画「枝垂桜」の制作 ステップ3:桜の描きこみ

 お堂の描きこみの工程は、グリザイユで描いては窯で焼成→さらに描いては焼成、を3回繰り返します。なぜ1回で描けないのかというと、焼成しないと顔料がすぐに剥がれてしまうので、重ね描きが出来ないからです。
 1回目:屋根瓦と壁の輪郭
 2回目:屋根瓦の2回目と、扉
 3回目:鬼瓦などの詳細部分と、柱、欄干
 下の写真は、3回目の描きこみで、柱に陰をつけています。この後焼成して、お堂の描きこみは終わりです。

 次に、6枚全ての硝子板を並べて、ダイナミックに桜の樹形を描きます。この桜のモデルは市内にある般若院の樹齢400年の枝垂れ桜なのですが、そのスケッチや撮ってきた写真を頼りに和筆で描きこみます。
 水墨画のように、カスレや滲みなどの筆致を効果的に出しながら描きます。

 描き終わった状態です。お堂の屋根の部分にも、枝垂れてきた枝を描き加えました。

 この6枚を順々に窯で焼成します。焼成は1日に2回しか出来ないので、3日かかります。

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フュージング画「枝垂桜」の制作 ステップ3:桜の描きこみ” への2件のコメント

  1. こんにちは。
    この間見せてもらったけど、本当に気の遠くなるような作業だね。とても僕にはできないなぁ・・・この仕事に没頭しているときは幸福なんだろうね。
    しかし、やりがいのある仕事が入って何よりです。僕も一月半ばまで頑張ります。

  2. 癒しさん こんにちは
     先日は拙房にお越しくださり、ありがとうございました。
     この手の制作は、絵を描く楽しみと、ガラスという工学的に扱いにくい材料をどう料理するかという、理系的課題へのチャレンジの二面があり、とてもやり甲斐が有ります。
     神社はこれから1ヶ月が、一年で最も忙しい時期ですので、どうかご自愛の上、大きな成果が出ますこと祈念しております。

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