夜、自動的に内部の電灯が灯る看板が完成しました。パピエ・ド・ベールで作りましたので、実用を兼ねた広告でもあります。
私の夢の一つに、夜中、明々と灯るステンドグラスで歩道を華やかにしたいというのがありました。
少し前の話になりますが、まだ独立する前、会社の残業が伸びると最終バスに間に合わなくなり、駅から自宅まで45分ほど歩いて帰る日がありました。行程の中ほどに、暗い閉店した商店が数件あるのですが、いつも一つだけ店の中から光が漏れているのです。無人の洋品店の中にある、小さなステンドグラスランプです。
その光を見るたびに、さびしい深夜のバス通りで、ほっと温かい気持ちになれたものです。
疲れた夜の歩道は寂しいものです。せめてステンドの光で、道を照らしたいと思い続け、今日その夢が叶いました。
歩道に面した部屋と看板には、EEスイッチという暗さに反応して通電するスイッチを付けて、自動で夜中光が灯るようにしました。両方とも12ワットの蛍光灯ですから、電気代はわずかです。
まるで、夜の歩道が、ステンドグラス展示場です。
う~ん、グッドだね。
近いうちに名物、名所になるでしょう。
今度、夜通ってみます。
ところで、まだですか?
癒さん こんにちは。
素通りしないで、できればお寄り下さいね。
あっちのほうは...まだなんです。待ち遠しくて。