大型電気炉の制作 <その4.セラミックファイバーのコーティング>

 昨日、一昨日と、義妹の引越しを手伝ってきました(ウチの貨物車で)。
 それはそれとして、気になるセラミックファイバーボードの接着結果ですが...
 えー、一応着いているようです。少し引っ張ってみましたが、剥がれませんでしたので。お高いボードなので、破壊検査をする気にはなれず、ひとまずOKとしました。
 それで、前にも書きましたが、結構気になっていたのが、セラミック繊維が肌に着いたときのチクチクです。これは、今後の運用時のことも考えて、対策を講じることにしました。
 大枚はたいて、耐熱コーティング材を発注しました。ベタック#900Bというやつです。これまで使ってきた接着剤の#900Cと同じシリーズです。値段も同じ5kgで6,500円です。
 電話で商社の担当者が、
「BはCに比べて粘性が大分低いので、薄く塗るのに適していますよ。コーティングにはいいですよ。」
とのこと。
 (うーん、でもなあ、Cが少し余ってるから、これを薄めて良しとしようか)
 (でも、専用材の方がいいよなあ。ケチって後で後悔したくないもんなあ。商社もああ言ってるし)

 で、注文しましたBを。それが、今朝到着。早速缶の蓋を開けて、
 (あれれっ...)
 (これ、Cじゃないの? でも若干水っぽいなあ。)

 Bは、Cを少し水で薄めた感じでした。Cが蜂蜜なら、Bはホットケーキにかけるシロップです。塗り心地は少しやり易いです。でも、Cだって薄めれば同じになります。
 (やっぱり、余ったCでも良かったなあ。6,500円あったら、プールに16回も行けたなあ。)
 でも、折角買ってしまったので、気を取り直して、塗ることにしました。ファイバーボードで出来た蓋を全面コーティングし、繊維が飛散しないようにしました。現在、アスベストが問題になっていますが、将来、セラミック繊維が問題にならないとも限りません。用心するに越したことはないでしょう(ただし、イソライト社は、セラミックファイバーは安全と言っております)。

 コーティングすると薄いチョコレートのようです。コーティングが乾くまでの間、ホームセンターにやぐらを組むためのアングル材を買いに行きました。帰ってきて、やぐら組み。
 設計図を見ながらボルトで繋いで行きます。高所作業は、若くて身軽な人が担当です。

 私は、アングルの切断や、蝶番の穴あけ等、地味な金工担当です。

 やぐらは、炉全体を保持し、重い蓋の開け閉め機構と、ラックの役目をします。

大型電気炉の制作 <その4.セラミックファイバーのコーティング>” への2件のコメント

  1. るいさん、こんにちは。
    暑いですが、お元気ですか?
    私は、慣れない大工仕事に奮闘中です。

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