ほとんど黒ずくめと言うか、ほぼモノクロのステンドグラスです。 タンチョウの頭にわずかに赤いガラスを用いています。 水墨画で原画を描き、これをトレースしてパターンを作りました。
モチーフは、日本画の定番、松に鶴(タンチョウ)です。 実際のタンチョウは平原や湿原にいるので、松と一緒に映ることは極めて稀だとは思いますが、いろいろな日本画に描かれています。 理由の一つは、両者ともお目出度いものなので、亀も含めて、よくひと画面に収められるのでしょう。 それはともかく、絵になることは確かです。
ガラスはドイツ製のアンティークガラスが主体です。 宙吹きガラスならではユガミと気泡、線模様が、レトロな味わいを見せています。 鶴の本体だけ、白を強調するためにオパールセントガラスを用いています。
サイズ: | 450mm×700mm |
設置場所: | 千葉県 個人宅 |
制作経緯: | オーダーメイド |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2021年 |
達風ステンドグラス「松と鶴」(窓辺で撮影)
達風ステンドグラス「松と鶴」(部分拡大)
水墨画による原画(福田 筆)