ヒマワリのステンドグラスを飾りたい、という施主様のご要望で制作しました。 水墨画で原画を描いてのですが、花の存在感が大きいので、普通の水彩画のように華やかでした。 加えて、秋まで飾れるようにと、赤とんぼの配しましたので、画面が動的で楽しげな印象になりました。
この作品は直径50cmの中規模作品ですが、丸い額が可愛く、飾る場所を選びません。 窓辺に鎖などを使って、気軽に絵画感覚で飾れます。 施主様は、玄関入ってすぐの屋内開口に取り付けるそうです。 しかも、連作の「枝垂れ桜と富士」を含め、季節ごとに取り換えて飾るそうです。 額縁に入った状態での納品ですので、取り廻しが容易です。 開口側にもフックが付いており、お客様自身が脱着できるようになっているそうです。
ガラス素材は、ドイツのランバーツ社のアンティークガラス(手作りの宙吹きガラス)を使っています。 特に、セレニウムイエローはとても高価なガラスです。 アンティークガラスならではの線模様と気泡のテクスチャ(質感)が、面白味を出しています。
サイズ: | 本体直径 505mm/額縁外径 585mm |
設置場所: | 埼玉県: 個人宅 室内開口 |
制作経緯: | オーダーメイド |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2018年 |
達風ステンドグラス「ヒマワリ」(透過光で撮影/背後は庭)