作品集 gallery無鉛ステンドグラス(フュージング)

17415フュージング画絵皿「蘭、藤、多宝塔」

この作品は、地元龍ケ崎市の要請で、ふるさと納税(ふるさと龍ケ崎応援寄附制度)のために、 返礼作品として特別に制作したものです。一点もののハンドメイド品です。ふるさと納税のために制作しましたが、工房でも同時に販売しています。
8~12種類の色ガラスで彩色し、美術絵皿に仕上げています。直径1mmほどの色ガラスの粒をベースガラス上に高温で融着させ、点描画のように描いているところがこのシリーズの特長です。輪郭線は、グリザイユと言う金属粉を主原料にした顔料で、なでるようなさり気無さで描いています。 このグリザイユも740℃という高温でガラス面に焼き付けてあり、その比重でガラス内分に浸透していますので、剥がれる心配はありません。
観賞美と実用性を備えた、一点物の絵皿をどうぞ窓辺や食卓に飾ってお楽しみください。 バックライト付き特製スタンドも付属していますので、インテリアランプとしてもご使用いただけます。

「1.蘭」は、花弁が優雅に伸展した蘭(エピデンドラムの一種)と、物思いにふける若い女性を、 ヴァイオレットを基調とした8種類の色ガラスで表現し、美術絵皿に仕上げています。 エピデンドラムの語源は、ギリシャ語で「樹の上」と言う意味です。 原種は樹に着生していました。ですので、この女性は樹の精のイメージです。 花と女性は、ヴァイオレットとゴールドピンクのガラスで着色し、背景はターコイズブルーを基調として、 数色を配しています。

「2.藤」は、沼の畔で咲き乱れる野生の藤をデザインしました。 藤は、普段変哲のない緑の雑木林を、春先だけ紫に飾り付けます。 ああ、こんなところにも藤が這っていたのかと、気が付かされます。 そして、カワセミが沼の魚を狙っている瞬間も、描き込みました。

「3.多宝塔」地元龍ケ崎の古刹、来迎院には、とても美しい多宝塔があります。 多宝塔とは、二重の宝塔の形式のものを言います。 来迎院の多宝塔は、室町時代創建と推定され、小ぶりですが、全国的にも珍しい様式で、 国指定の重要文化財でもあります。
軒反りが大きく、はばたく白鳥のように優美なこの多宝塔を、夕日に映えるシルエットとして描きました。 使用しているガラスは、白、パープル、黄、オレンジ、赤、ブルー、ターコイズ、ゴールドピンク の8色です。これらのガラスの粒を、透明の板ガラスの上に散りばめて、融かしこみ、彩色しています。

サイズ: ガラス部分:横39×縦26×高5cm(× 厚4mm)
設置場所: (例1)食器として使用
(例2)電球バックライト付きスタンド上に載せ、ランプとして使用
制作経緯: ふるさと納税返礼品(龍ケ崎市)/ご提供済み
制作過程: 詳しくはブログの記事で
制作年度: 2015年

17415「蘭、藤、多宝塔」「蘭」
フュージング画絵皿「1.蘭」

17415「蘭、藤、多宝塔」「藤」
フュージング画絵皿「2.藤」

17415「蘭、藤、多宝塔」「多宝塔」
フュージング画絵皿「3.多宝塔」

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