No.1417

ステンドグラス フロアランプ

「葡萄」「ツワブキ」

スランピング・ステンドグラスランプ「葡萄」
スランピング・ステンドグラスランプ「葡萄」

スランピング・ステンドグラスランプ「ツワブキ」
スランピング・ステンドグラスランプ「ツワブキ」

サイズシェードφ250mm×高200mm/ランプ全高1200mm
設置場所茨城県:個人邸
制作経緯オーダーメイド
制作年度2012年度

 このステンドグラス・フロアランプは、ベッドサイドに置いて、夜読書をするために、というご依頼で制作しました。 デザインは、葡萄とツワブキの2種類です。家庭で日常的に使うものなので、モノトーンのシンプルなものにしました。
 「葡萄」は、オレンジ基調で、周囲はアンバーです。アクセントに、紫の葡萄の実が入っています。 「ツワブキ」は、グリーン基調で、上部にアクセントとして黄色い花が配して有ります。
 両方とも、電気窯で平板の板ガラスを湾曲させる「スランピング」という技法を用いて、シェード曲面のピース数を削減しています。 普通は、曲面は細かいピースを多数配して作ります。 スランピングの良さは、すっきりシンプルでライトなデザインになることです。 ステンドグラス特有の重々しさを程よく軽減できます。
 また、今回は、「現物合わせデザイン」という手法を用いました。 最初に机上で全てデザインするのではなく、大きな葉を適当に切ってスランピングし、これをモールドにあてがいながら、 その外形をモールド表面の紙に写し取ります。そして、この葉の外形を元に、その間の葉や花、実を即興的にデザインして行きます。 この方法の良さは、最初にスランピングした葉には様々な誤差が生じるので、スランピングした葉に他の葉を合わせることで、 この誤差の影響を最小限にできる点です。また、モールドに直に描くことで、生き生きとした即興性のあるデザインになります。

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