No.0609

ステンドグラス ファンランプ

「春のころ:春蘭」

ファンベース(木製スタンド)に設置したところ 横から見たところ
ファンベース(木製スタンド)に設置したところ

サイズ直径250mm
設置場所寝室、棚の上など
制作経緯自主制作
制作年度2004年度
 可憐な春蘭と蝶々をデザインしました。小さな作品ですが、和の風合いを出すために、色数を抑え墨画風の画面にしました。
 「ファン」とは扇のことで、ステンドグラスファンランプは扇形をした小型のランプです。木製のファンベースに丸いパネルを差して、ベース後部に付いた電球で照らす単純な構造をしています。電球は25W程度の弱いモノにして、枕元などに置くと常夜灯にもなります。ランプと言っても、窓辺に掛けて自然光でも楽しめるようにと考え、透明ガラスを使っています。ですから、後部の電球は丸見えです。ですが、背面が白い壁ですと、その壁に反射した光で美しく発色します。
 春蘭は和蘭の一種で、寒蘭やセッコク、報歳蘭などと共に、昔より愛好家が多く、沢山の品種が作られています。自生するものは2〜4月に開花し、その花色はほとんどが緑です。寒さに強く、木漏れ日程度の光を好みます。シンビジュームの種類に属しますが、ずっと地味で日本人趣味ですね。すっと延びた葉と、こじんまりした花の対比が面白く、墨画の題材にもよくなります(私も描きました)。

白い布の前に吊したところ
この写真は、白い布の前に吊したところです。のっぺりした印象がありますが、ガラスの色が比較的正確にわかります。

窓辺に吊したところ(拡大)
 パネルのみを窓辺に吊したところです。ガラス越しに見える外の景色は歪んでいます。これは、アンティーク(手吹き)ガラスの特徴です。吊して飾れるように、上縁に2個の耳(フック)が付いています。ピース数は比較的多く、130ピースです。最も小さいピースは5mm以下の緻密さですので、作品全体が繊細なイメージです。

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