No.0355

ステンドグラス 行灯

「つわぶき」

つわぶき
ステンドグラス 行灯「つわぶき」

サイズφ190mm×縦460mm
設置場所埼玉県: 個人邸 床の間
制作経緯自主制作
制作年度2001年度
 このステンドグラス行灯は、母の実家(大阪府羽曳野市)の庭に咲き乱れていたツワブキを題材にしました。
 小さい頃は、夏休みや春休みの度に、大阪の田舎に遊びに行きました。
かつては広大な地所の大半が雑木林化していて、虫探しの格好のフィールドでしたが、 少しずつ切り売りして、奇麗な庭が徐々に減り、そして先達てついに全体が人手に渡りました。
 大きな桜は春に花を付け、その根元には沢山のツワブキが秋口に黄色い花を咲かせていました。
 昔は、ツワブキのツヤツヤした硬質な葉が、あまり好きではありませんでしたが、歳をとってからは この艶と不定形なそれでいて全体的には丸い葉が美しく見えます。
 花は、丸い葉からは想像できない、ひょろひょろと長い花専用の茎の先に、決してたわわとはいえない、 なにか物寂しい隙間をたたえて質素に咲きます。これも趣があります。
 工房には、実家から移植したツワブキがありますので、スケッチして、ステンドグラスの題材に時々利用しています。

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